あせも、 虫刺され、夏のアトピー等|夏の皮膚科トラブル特集

夏は強い紫外線、大量の汗、そして虫の活発化など、お肌にとって非常に過酷な季節です。

「かゆくて眠れない」「赤みが引かない」「市販薬を塗っても治らない」といったお悩みはありませんか?

当院の皮膚科では、小さなお子様から大人の方まで、夏特有の皮膚トラブルに対して適切な診断と、お肌のタイプに合わせた外用薬(塗り薬)の処方、スキンケア指導を行っています。お気軽にご相談ください。

夏に急増する皮膚トラブルと治療・対策


あせも(汗疹)

大量の汗をかいた後、汗を出す管(汗管)が詰まって周囲の皮膚に炎症を起こすトラブルです。

子供だけでなく、汗をかきやすいビジネスパーソンなど大人にも多く見られます。

  • 主な症状:皮膚の赤み、小さなブツブツ(丘疹)、強いかゆみ。首まわり、肘・膝の裏側、お腹まわりなど、汗が溜まりやすい部分に多く発生します。
  • 原因:汗の出口が垢やホコリ、衣服の擦れなどで詰まり、皮膚の中に汗が漏れて炎症を起こすため。
  • 治療とスキンケア:炎症が強い場合は、適切な強さのステロイド外用薬や内服薬を処方します。予防には「汗をかいたらこまめに拭く(またはシャワーで流す)」「通気性の良い衣服を選ぶ」ことが大切です。
  • 受診の目安:掻き壊してジュクジュクしてきた場合、かゆみがおさまらない、ブツブツが広がって痛みを伴う場合は、早めに受診してください。

虫刺され(むしさされ)

夏は蚊、ブユ(ブヨ)、毛虫、ハチ、マダニなど、多くの虫が活発になります。虫の種類によって症状や対処法が異なります。

  • 主な症状:皮膚の赤み、腫れ、激しいかゆみや痛み。毛虫の場合は細かい発疹が広範囲に広がることがあります。
  • 原因:虫の唾液成分や毒素に対するアレルギー反応。
  • 治療と応急処置:刺された直後は流水で洗い流して冷やすのが基本です。皮膚科では、腫れやかゆみを速やかに抑えるために効果的なステロイド外用薬や抗ヒスタミン薬(内服・外用)を処方します。
  • 受診の目安:市販薬を数日塗っても赤みや腫れが引かない、水ぶくれになってしまった。赤みやはれがどんどん悪化して痛みもでてきた場合は、すぐに受診してください。

夏のアトピー対策(汗・紫外線による悪化)

アトピー性皮膚炎の患者様にとって、夏は「汗」の刺激や「紫外線」によってバリア機能が低下し、症状が悪化しやすい季節です。

  • 主な症状:全身のかゆみの増強、皮膚の赤みやガサガサ(乾燥・湿疹)、掻き壊しによる傷。
  • 原因:汗に含まれる成分がお肌の刺激になること、エアコンによる室内の乾燥、日焼けによる皮膚の炎症など。
  • 当院のアプローチ:症状に合わせた適切な外用薬の調整(ステロイドや非ステロイドのプロトピック、コレクチム等)に加え、夏でも使いやすいベタつきの少ない保湿剤への切り替えをご提案します。かゆみが強い場合は、内服薬を処方。
  • 受診の目安:いつもよりかゆみが強くて眠れない、掻き壊して皮膚が傷だらけになってしまった、浸出液(ジュクジュクした液)が出ている場合は、早めに主治医にご相談ください。

当院での診療・オンライン診療について


当院では、お一人おひとりのお肌の状態(お仕事環境や年齢など)に合わせた治療とスキンケアのアドバイスを行っています。

  • 対面診療:実際にお肌の状態を医師が視診・触診し、症状の程度を正確に診断します。必要に応じて血液検査も行います。
  • オンライン診療:「お肌が赤くて外出を控えたい」「いつものお薬(保湿剤や継続中の塗り薬)を処方してほしい」「仕事が忙しくて平日の通院が難しい」という方のために、オンラインでの診察・処方にも対応しています。

※初診の方や、症状が急激に悪化して直接お肌を確認する必要がある場合は、対面受診をお願いすることがあります。

医師からのメッセージ


夏の皮膚トラブルは、初期の段階で適切にかゆみや炎症を抑えることが、お肌を傷つけずにきれいに治す近道です。

「これくらいで……」と思わず、どんな小さなお悩みでもお気軽にご相談ください。

Translate »