健康診断・人間ドック 血糖値についての解説
2025年03月16日
血糖値とは、血液中のブドウ糖の濃度を示す指標であり、体のエネルギー供給に関わる重要な要素です。血糖値は、主に食事の影響を受け、インスリンの働きによって適切に調整されます。通常、空腹時血糖値は100mg/dL未満が正常範囲とされ、血糖値が高すぎる場合は糖尿病のリスクがあり、低すぎる場合は低血糖症を引き起こす可能性があります。
✅1.血糖値異常値の場合の問題点
血糖値が異常な範囲にあると、以下のような問題が発生する可能性があります。
- 高血糖(血糖値が高い場合)
- 糖尿病のリスク:血糖値が慢性的に高いと糖尿病を発症する可能性がある。
- 動脈硬化の促進:高血糖が続くと血管が損傷し、心筋梗塞や脳卒中のリスクが高まる。
- 視力障害:糖尿病網膜症などの合併症につながる可能性がある。
- 低血糖(血糖値が低い場合)
- 意識障害:極端な低血糖は意識を失う危険性がある。
- 集中力の低下:血糖値が低すぎると、頭がぼんやりしやすくなる。
✅2.血糖値を改善する方法
血糖値を正常範囲に保つためには、以下の方法が推奨されます。
- バランスの良い食生活:低GI食品(玄米、野菜、豆類など)を中心に、血糖値の急激な上昇を防ぐ。
- 適度な運動:ウォーキングや筋トレなどの適度な運動を行うことで、血糖値を安定させる。
- 規則正しい食事:食事の間隔を空けすぎないようにし、血糖値の乱高下を防ぐ。
- ストレス管理:ストレスは血糖値を変動させる要因となるため、リラクゼーションを取り入れる。
- 定期的な健康診断:血糖値の変化を把握し、異常があれば早めに対応する。
✅3.血糖値正常と血糖値異常の違い
正常:空腹時血糖99 以下 | 異常:空腹時血糖126 以上 | |
問題点 | 血糖値が適切に管理されている状態 | 糖尿病のリスク |
改善方法 | バランスの取れた食生活、適度な運動 | 生活習慣の改善、医療機関での診察・治療 |
✅4.まとめ
血糖値は健康管理の重要な指標であり、異常値が見つかった場合は早めの対策が必要です。特に企業の健康診断担当者は、従業員の健康管理の一環として血糖値の測定を活用し、必要な健康指導を行うことが求められます。日常生活の習慣を見直し、血糖値を適正に管理することで、生活習慣病のリスクを抑えましょう。
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