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渡航外来・トラベルクリニック
出張・留学・旅行などで海外渡航する際に感染症予防のためにワクチン接種する必要があります。行き先の国や地域、期間、旅行形態、自身の年齢、健康状態などにより 必要な予防接種は異なるので、事前に渡航先の感染症情報を収集することが大切です。
また、長期滞在や留学の場合、入学等の条件として各種予防接種に対する接種済み証明書を要求される場合もあります。要求される予防接種を受けていないと、入学等が拒否されることがあるので注意が必要です。

地域別推奨ワクチン
下記の滞在予定がある方は、出国前にワクチンの接種を受けていただくと安心です。
- お仕事で海外に赴任・出張される方。(短期・長期)
- 海外旅行される方と同伴されるご家族の皆様(短期・長期)
- 学校行事や長期休暇などで海外に渡航される学生の皆様
- 留学・ホームステイを予定されている方
- ボランティア活動などで途上国に渡航される方
詳しくは渡航先の在日大使館や入学先へ問い合わせて下さい。

「どのワクチンが必要?」
専門医にご相談ください
渡航先と出発日をお伝えいただければ、最適な接種プランをその場で作成します。

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請求書払い(後払い)や健診セット対応も承ります。
まずはお見積もりから
接種スケジュール(いつまでに受診すべきか)
渡航前のワクチン接種スケジュール:理想は出発の「6ヶ月前」から
海外渡航のための予防接種は、ワクチンの種類によって「数週間の間隔をあけて2〜3回の接種」が必要なものがあります。免疫がつくまでの期間も考慮し、出発の6ヶ月前、遅くとも1ヶ月前には初回の受診を推奨しています。
出発まで6ヶ月以上ある方: 全ての推奨ワクチンを最適な間隔で完了し、万全な状態で出発できます。
出発まで1ヶ月を切っている方: 2回接種を優先するなど、出発までに可能な限りの免疫を獲得する「短縮スケジュール」を組みます。
「明日・来週出発」で間に合わないと諦めている方: 1回の接種だけでも一定の効果が見込めるワクチンや、現地での感染リスクを最小限に抑えるアドバイス、常備薬の処方が可能です。まずは当日予約でお越しください。
複数のワクチンを同時に接種することも可能です。
お急ぎの方は、現在の母子手帳と渡航日程をお持ちいただければ、医師が最短のスケジュールをその場で作成いたします。
英文書類・診断書への対応
留学・海外赴任に必須な「英文証明書」の発行について
当院では、留学先(大学・高校)や赴任先企業から提出を求められる各種英文書類の作成を承っております。
- 学校指定フォーム(Immunization Form)への転記
-
アメリカやカナダ等の留学時に必要な専用用紙への接種記録の転記、および医師の署名を行います。
- 英文予防接種証明書の発行
-
当院で接種した記録はもちろん、過去の母子手帳の記録をまとめた英文証明書の発行も可能です。
- 母子手帳の英訳
-
日本の母子手帳に記載された記録を、海外の医療機関や学校で受理される形式に翻訳・作成いたします。
- イエローカード(黄熱予防接種証明書)
-
※黄熱ワクチンの取り扱い状況については、事前にお電話にてお問い合わせください。
- 母子手帳(過去の接種記録がわかるもの)
- 指定の提出書類(学校や企業から配布された用紙がある場合)
- パスポートのコピー(氏名のスペル確認のため)
ワクチン説明
ワクチンには、各地で流行している様々な疾病に対して様々な種類があります。例えば、蚊が媒介する代表的な疾患に、日本脳炎、マラリア、黄熱などがあります。
日本脳炎、黄熱の流行地域へ渡航される方は、渡航前に予防接種の実施をお勧めしております。また、マラリアに対しては有効なワクチンがなく、予防内服となります。
熱帯アフリカや中南米など、入国の際に黄熱の予防接種証明書を要求される国もあり、対応は国によってまちまちで変更もあります。事前に旅行会社や大使館に確認してください。

ワクチンの種類
予防接種の種類によっては、数回(2〜3回)接種する必要のあるものもあります。海外に渡航する予定がある場合には、なるべく早く(できるだけ出発3カ月以上前から)、医療機関や検疫所で接種するワクチンの種類と接種日程の相談をしてください。
| 病名 | 症状など |
|---|---|
| 破傷風 | 破傷風菌は世界中の土壌の至る所に存在し、日本でも毎年患者が発生しています。破傷風は土や泥に触れた傷口から感染するので、冒険旅行などで怪我をする可能性の高い人に推奨しているワクチンです。特に途上国ではけがをしやすく、発症すると命にかかわることもあるので、接種を検討してください。 破傷風ワクチンは1968年(昭和43年)から始まった3種混合ワクチン(ジフテリア、破傷風、百日咳)に含まれていますので、定期予防接種を受けている方は20代前半までは免疫がありますので接種不要です。その後は、1回の追加接種で10年間有効な免疫がつきます。 |
| A型肝炎 | A型肝炎は食べ物から感染するウイルス性の病気で、アジア、アフリカ、中南米に広く存在します。途上国に一カ月以上滞在する方におすすめするワクチンです。特に60歳以下の人は抗体保有率が低いため、接種をおすすめします。 ワクチンは2~4週間隔で2回接種します。6か月以上滞在するのであれば6か月目にもう1回接種すると約5年間効果が続くとされています。 |
| 狂犬病 | 狂犬病は、発病すれば治療方法がなく、ほぼ100%が死亡する病気です。犬だけでなくキツネやアライグマ、コウモリなどの動物に咬まれることによって感染する危険性が高く、長期滞在、研究者などの動物と直接接触し感染の機会の多い場合や、奥地・秘境探索などを目的とした方に推奨するワクチンです。 ワクチンは4週間隔で2回接種し、さらに6か月から12か月後に3回目を接種します。3回のワクチン接種後、6か月以内に咬まれた場合には0日(咬まれた日)、3日の2回の接種が必要です。 また、6か月経過後に咬まれた場合には0日、3日、7日、14日、30日、90日の6回のワクチン接種が必要です。 |
| 日本脳炎 | 日本脳炎は、日本脳炎ウイルスを保有する蚊に刺されることによって起こる重篤な急性脳炎で、死亡率が高く、後遺症を残すことも多い病気です。 流行地(東アジア、南アジア、東南アジア)へ行く人におすすめするワクチンです。ワクチンは1~4週間間隔で2回接種し、1年後追加接種を1回します(基礎免疫が完了)。 基礎免疫の完了後は、1回の接種で4~5年間有効な免疫がつきます。 |
| B型肝炎 | 輸血などの血液を介した感染が過去に問題とされていましたが、現在ではB型肝炎の母親から生まれる新生児期を中心とした感染と、思春期以降の性行為(唾液や体液の濃厚接触)を通じた感染の2つが主な原因となっています。海外で医学的な治療や歯科治療などの、血液に触れるリスクがある方には特にお勧めです。 また、留学の際に接種の要求や証明を求められる場合もございます。 ワクチンは4週間間隔で2回接種し、さらに、20~24週間後に1回接種します。 |
| ポリオ (急性灰白髄炎) | ポリオはポリオウイルスによって、急性の麻痺が起こる病気です。 ポリオが流行している南アジアやアフリカなどの国を渡航する人は追加接種の検討をお勧めします。WHOでは、患者が発生している国に渡航する場合には、以前にポリオの予防接種を受けていても、渡航前に追加の接種をすすめています。 特に、1975年(昭和50年)から1977年(昭和52年)生まれの人は、ポリオに対する免疫が低いため海外に渡航する場合は流行国であるかを問わず、追加接種を検討していただくとより安全な旅となります。 |
| 黄熱 | 黄熱は黄熱に感染した蚊に刺されることで感染するウイルス性の感染症で、アフリカおよび南アメリカの熱帯に常在します。流行時や免疫を持たない渡航者などでは致死率が60%以上にもなることもあります。該当する地域に渡航する方にはおすすめするワクチンです。 入国条件として国際予防接種証明書の提示を要求する国もありますので、検疫所で確認して下さい。 黄熱予防接種証明書は接種後10日目から10年間有効です。 |
| ジフテリア | ジフテリアは、患者の咳やくしゃみなどの飛沫を介して、人から人に感染します。 1−10日の潜伏期間の後、発熱、のどの痛み、倦怠感等の症状が現れます。ロシア、東ヨーロッパに長期滞在する方におすすめするワクチンです。 日本では予防接種法での3種混合ワクチン(破傷風・ジフテリア・百日咳)に含まれていますので、12歳の時に定期の予防接種で受けていれば、20歳代前半くらいまでは免疫があります。 |
| 麻しん | 麻疹は「はしか」とも呼ばれる麻疹ウイルスによる感染症です。患者の咳やくしゃみからの飛沫感染や感染者に接触することによる接触感染があります。麻疹は世界中で流行しており、麻しんにかかったことがなく、予防接種を受けたことがない方、また予防接種を受けたかどうかわからないという方は、海外渡航前に麻しん予防接種(あるいは、麻しん風しん混合ワクチン)を受けることをおすすめします。 |
| コレラ | コレラは水や食品を介する経口感染による伝染性疾患で潜伏期間は数時間-5日、下痢や嘔吐によって発症する。発熱や腹痛を伴うことはまれである。典型的な重症例では、「米のとぎ汁」様の大量の水様性下痢と嘔吐をきたし、著明な脱水症状を引き起こし、医療環境が整っていない途上国では、栄養状態が悪い小児や高齢者の死亡例もみられます。 DUKORALは経口の不活化ワクチンで、2回摂取することによりコレラ菌の下痢症状には約2年程の予防効果が期待できます。2回摂取してから1週間程で効果が出ます。 |
| 腸チフス | 潜伏期間は7~14日、
39℃を超える高熱が1週間以上も続き、比較的徐脈、脾腫、下痢などの症状を呈し、腸出血、腸穿孔を起こすこともあります。 腸チフス(Typhim Vi)は有効期間が2年でおよそ50%程度の効果があるとされています。接種して2週間後から効果が現れます。感染リスクが続く場合は、2年ごとの再接種が推奨されます。 |
渡航ワクチン料金・詳細一覧表
| ワクチン名 | 1回分料金(税込) | 接種回数 | 免疫持続期間 | 主な対象地域・目的 |
|---|---|---|---|---|
| A型肝炎 | 8,800円 | 2〜3回 | 約5年 | アジア・アフリカ・中南米(飲食) |
| B型肝炎 | 8,800円 | 3回 | 約20年 | 長期滞在・医療従事者・留学 |
| 狂犬病 | 16,500円 | 3回 | 約2〜3年 | アジア・アフリカ(動物接触) |
| 破傷風 | 4,400円 | 1回 | 約10年 | 全地域(ケガの予防) |
| 日本脳炎 | 7,700円 | 3回 | 約4〜5年 | 東南アジア・東アジア |
| 腸チフス | 11,000円 | 1回 | 約2年 | 南アジア・東南アジア |
| 髄膜炎菌(ACWY) | 25,000円 | 1回 | 約5年 | アメリカ・イギリス留学・中東 |
| 麻しん・風しん(MR) | 11,000円 | 1〜2回 | 半永久的 | 全地域(特に留学・途上国) |
| 水痘(水ぼうそう) | 8,800円 | 2回 | 半永久的 | 留学(特にアメリカ) |
| ポリオ | 9,900円 | 1回(追加) | 約10年 | アフリカ・パキスタン・アフガン等 |
| マラリア予防薬 | 1錠 500円〜 | 毎日/週1 | 帰国まで | 熱帯地域(蚊の対策) |
各種書類・診察料
| 項目 | 料金(税込) | 備考 |
|---|---|---|
| 初診料 / カウンセリング料 | 3,300円 | 接種プラン作成・相談のみも可 |
| 英文予防接種証明書 | 5,500円 | 当院指定のフォーマット |
| 学校指定フォーム転記 | 11,000円 | 留学用(Immunization Form) |
| 抗体検査(各種) | 4,400円〜 | 接種が必要か判定したい方向け |
渡航ワクチン・予防接種に関するよくある質問
- 出発まで1週間しかありませんが、今からでも間に合いますか?
-
はい、間に合います。
確かに数回接種が必要なワクチンもありますが、1回の接種だけでも一定の免疫効果(リスク軽減)が期待できるものが多いです。また、短期間で免疫をつける「加速スケジュール」の提案や、現地での感染リスクを避けるための生活指導、常備薬の処方も可能です。まずは当日予約でご相談ください。
- 一度に何種類ものワクチンを打っても大丈夫ですか?
-
はい、問題ありません。
世界保健機関(WHO)や日本の厚生労働省も同時接種の安全性を認めています。渡航まで時間がない方や、来院回数を減らしたい方には、医師が体調を確認した上で最適な組み合わせで同時接種を行います。
- どのワクチンを打てばいいか自分では分かりません。相談だけでもいいですか?
-
もちろん可能です。
渡航先、滞在期間、活動内容(都市部のみか、農村部へも行くか)、過去の接種歴によって必要なワクチンは一人ひとり異なります。母子手帳をお持ちいただければ、専門医がリスクを評価し、あなただけの「オーダーメイド接種プラン」を作成いたします。
- 予防接種の副反応(腫れや発熱)が心配です。
-
多くの副反応は、接種部位の痛みや腫れ、軽微な発熱など一時的なもので、1〜2日で自然に治まります。重大な副反応は非常にまれですが、当院では接種後に一定時間院内で待機いただくなど、安全管理を徹底しております。出発直前の接種で体調が不安な方へのアドバイスも行っています。
- 留学用の英文診断書(Immunization Form)は当日もらえますか?
-
書類の種類によります。
当院の規定フォーマットによる証明書であれば、接種当日にお渡し可能です。海外の大学指定の複雑なフォーム(転記作業が必要なもの)については、内容の確認と過去の記録の精査が必要なため、数日〜1週間程度お時間をいただく場合がございます。お急ぎの場合は事前にご相談ください。
- クレジットカードや電子マネーは使えますか?
-
はい、各種クレジットカード、交通系ICカード、QRコード決済に対応しております。また、法人契約による請求書払いをご希望の企業担当者様は、別途お問い合わせください。

「どのワクチンが必要?」
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渡航先と出発日をお伝えいただければ、最適な接種プランをその場で作成します。

企業担当者様へ|法人契約・
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